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  • 灘井社長のひとりごと
  • 2024.10.05

灘井社長のひとりごと 95話「法と法律の違いについて」

すべての人を家族と思い歩んでいる灘井です。

今回は、「法と法律の違いについて」というテーマでお話ししたいと思います。

法と法律は同じように見えて、概念が少し違っております。
法は、必ずしも明文化されていない規範や、社会の中で自然に形成されたものを含むため、道徳のような側面も持っています。たとえば、誰かに親切にすることや、誠実であることは法的に強制されていないけれど、社会で大切にされる行動です。これらは道徳や慣習などに当たります。
法律は、人が作り、明文化されたルールです。国家や立法機関が制定し、社会全体に対して適用される法規範で、違反すると罰則が課されることが多いです。例えば、交通法規や労働基準法などです。

道徳的な「法」は内面的な規範として、社会の調和を保つ基盤になっており、「法律」はそれを補完する明確なルールといえます。

生きていくうえで、また、企業経営を行っていくうえで、いつも、法と法律の両方を心掛けていきたいと思います。

 

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