- 灘井社長のひとりごと
- 2024.07.21
灘井社長のひとりごと 19話「コンプライアンスについて」
おはようございます。灘井です。
今日は、コンプライアンスについてふと考えました。
中小企業庁は「中小M&Aガイドライン」にて、M&A専門業者に対して、「支援の質の確保・向上に関し、依頼者との間の契約上の義務(善管注意義務・忠実義務)を履行し、職業倫理の遵守すること」について明記されました。背景には、M&A業者が増え、社会のインフラ整備や状況から事例が増えていく中で、買い手と売り手に関わるすべての人の幸せの実現を目指したM&Aでなく、成約による手数料目的のM&A業者の仕事、そして、M&Aの知識がない経営者に対する詐欺的行為を働く経営者が起こした悲しい事例などがあるからです。
全ての方にM&Aの素晴らしい点、想いと事業を託す、託される、双方の事業の継続と発展、関わるすべての方の幸せという、M&Aを通じて目指す結果、現象をイメージしていただきたいと切に願います。
「コンプライアンス」に対して、法令遵守という狭義の理解のみで、倫理や良心という広義の理解がない方がおられるようにも感じます。法令遵守から法・法律・法令など分けて考えられる方なら、コンプライアンス・法令遵守の一言ですべてを悟れるかもしれないですが、そんな方は、なかなかいないと思います。社会でコンプライアンス、倫理、良心という言葉や概念に触れる機会が増えて、皆が気付き学べるようになればと思います。
あらためて、コンプライアンス、倫理、良心の言葉の意味を言葉で理解するだけでなく、弊社は、言葉の持つ本質を体感で理解し、望ましい判断・行動・結果が自然に表れるようでありたいと思いました。
気合入って、一言でない日になってしまいましたm( . . )m