- 灘井社長のひとりごと
- 2024.08.11
灘井社長のひとりごと 40話「企業のレジリエンス」
すべての人を家族と思い歩んでいる灘井です。
「企業のレジリエンス」について考える機会がありました。
きっかけは、帝国データバンク様の新聞で拝見した『「老舗倒産」急増、年上半期として過去最多74件』という見出しでした。創業・設立から100年を超える歴史ある企業が、後継者問題に加え、急速に変化する経済情勢に飲み込まれ、倒産に至っているようです。
M&Aは、事業継続に向けた生き残り戦略の一つだと考えていますが、次の時代や想定を超えるリスクを見越したビジネスモデルの確立、多角化によるリスク分散、そして従業員との密なコミュニケーションを通じて、企業のレジリエンスを高めることが重要だと思います。
レジリエンスとは、困難や逆境に直面した際に、それを乗り越えて回復する能力、適応する能力を指します。ビジネスや経済において、企業が経済の変動や競争に迅速に対応し、持続可能な成長を続けられるかが重要です。レジリエンスの高い企業は、予期せぬ困難に直面しても柔軟に対応し、成長を続けることができると考えています。