- 灘井社長のひとりごと
- 2024.08.01
灘井社長のひとりごと 30話「涙もろさ」
すべての人を家族と思って歩む灘井です。
今日は「涙もろさ」について、ふと思いました。
パリ・オリンピックが開催され、試合の結果を伝えるニュースの中で、各選手の人生のドラマや気持ちが表れる場面を見ると、涙腺が緩むことがあります。「年齢を重ねると涙もろくなる」と以前に伺ったことがありますが、本当にそうだなと感じます。
他の方の喜びや悲しみを自分ごとのように感じられてこそ、やっと少し寄り添えるようになれるのかなと感じました。
この機会にあらためてオリンピックの目的をしっかりと学びたいと思い、最新のオリンピック憲章を拝見させていただきましたので、その中にあるオリンピズムの根本原則1と2の部分を共有させていただきますね。
オリンピズムは肉体と意志と精神のすべての資質を高め、 バランスよく結合させる生き方の哲学である。 オリンピズムはスポーツを文化、 教育と融合させ、 生き方の創造を探求するものである。
その生き方は努力する喜び、 良い模範であることの教育的価値、 社会的な責任、 さらに普遍的で根本的な倫理規範の尊重を基盤とする。
オリンピズムの目的は、 人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会の推進を目指すために、 人 類の調和のとれた発展にスポーツを役立てることである。
目的を理解しているかどうかで、努力の内容や他者との関わり方、そして結果は大きく変わってくるので、常々、目的を理解して行動することを大切にしたいと思います。